40.北条時政(ほうじょう ときまさ)の父は、実名はよくわからない程度(ていど)の武士(ぶし)。
北条時政(ほうじょう ときまさ)は平安時代末期(まっき)から、鎌倉(かまくら)時代初期(しょき)に活躍(かつやく)した武士(ぶし)。
鎌倉幕府(ばくふ)の初代(しょだい)執権(しっけん)(=鎌倉幕府の政治(せいじ)を統括(とうかつ)する役職(やくしょく))なんだ。
でも、本人の功(こう)より、2代執権・北条義時(ほうじょう よしとき)と北条政子(ほうじょう まさこ)姉弟の父として覚(おぼ)えている人が多いかもしれないね。
この時代、一族の力やつながりはとても重要(じゅうよう)だったんだ。
ところが、北条家の作成(さくせい)した系図(けいず)はいくつか残(のこ)っているんだけど、この時政の父の名は系図によってバラバラ。
北条時方(ときかた)か時兼(ときかね)とも言われているけど、一致(いっち)していないし、実名もわかっていないんだ。