13.上杉謙信(うえすぎ けんしん)の身長は?

かつては、上杉謙信(うえすぎ けんしん)は190センチ以上(いじょう)の大男と思われていたんだ。

謙信と会うために使者として待っていた武士(ぶし)が、謙信のことを「大天狗(てんぐ)のようだった」と報告(ほうこく)している文書が残(のこ)っていることもわかったんだ。

ところが、残された甲冑(かっちゅう)などから調べたら、上杉謙信は156センチくらいという説(せつ)が、有力になってきたんだよ。
当時の武将(ぶしょう)の平均(へいきん)身長は、157センチ位(くらい)といわれているから、ほぼ平均的(てき)だよね。

ちなみに、武田信玄(たけだ しんげん)は153センチ、豊臣秀吉(とよとみ ひでよし)は150センチ前後、武田四天王の一人・山県昌景(やまがた まさかげ)は130~140センチ前後と言われているよ。

さて、真実はいったいどっちだろうね。
大成(たいせい)するかどうかは、身長には関係(かんけい)ないということがわかるよね。